そんな私は最近、Horizonの中でも「RDSH」推しです。(笑
仮想デスクトップもよいですが、ユーザーさんが使いたいのは「アプリケーション」であって「デスクトップ」ではないという持論があり、VMwareさんの掲げる「One Cloud, Any Application, Any Device」の一端(Windows Application, Any Device)を担うテクノロジーだと思っています。もちろん、「デスクトップ」を使いたい場合には「公開デスクトップ」機能で対応可能です。
そんなRDSHですが、Horizonの最新バージョンである6.2で多くの機能強化が行われました。
リリースノートから抜粋すると以下の通りです。
・View Composerへの対応
・Cloud Pod アーキテクチャへの対応
・拡張ロードバランシング
・グラフィックス(3D vDGA および GRID vGPU)のサポート
まさに、RDSHのためのリリースと言っても過言ではないと思います。(笑
今回は、そんな機能強化の中から、「View Composer対応」についてご紹介します。
本機能は簡単に言ってしまうと、RDSHをたくさん展開したい場合に、1台ずつ構築せずとも、一気に10台、20台と展開することが可能になる、かつ技術的にはView ComposerによるLinked Cloneが採用されているため、OSなどの共通部分のディスク容量削減も可能です。
RDSHの環境においても、Windows Updateやアプリケーションの更新など、ホスト数が多くなってくると1台ずつ作業を行うのは大変ですし、何よりオペレーションミスによってファーム内のRDSHの状態(アプリバージョンなど)に差異が出てしまうことは避けたいところです。
イメージとしては、仮想デスクトップをView Composer(Linked Clone)で展開する場合と同じです。View Composerで展開されたファームのことを「自動ファーム」と呼びます。
それでは、実際に「自動ファーム」を構成する手順について紹介していきたいと思います。
久々の投稿ということもあり、、いつにも増して長文となっております。。
ご興味のある方は続きをどうぞ。