2014年12月8日月曜日

View Composerのアップデートが「Error 1920」で失敗する

View Composer 6.0から6.0.1にアップデートを試したところ、『Error1920』が発生。

- 2015/03/11 追記
# View Composer 6.1 の新規インストールでも同現象が発生するようです。

調べたところ、インターネットに接続していない環境でView Composerのインストール(アップデート)を実行すると発生する模様。

理由は、Composerサービスを開始する際、インストールされた証明書が有効化どうかをチェックするために、インターネットにある証明書信頼リストにアクセスするようですが、インターネットに接続出来ないと、これが出来ないためのようです。

詳細については、VMware KBに掲載があります。
http://kb.vmware.com/kb/2092249

対処法としては、当たり前ですが、インターネットに接続して再試行する(DNSがきちんと参照出来ているかも確認)、もしくは、証明書チェックを無効化する、という方法があります。

セキュリティレベルを落としてしまいかねないので、基本的にはインターネットに接続出来るのが望ましいですが、評価段階やクローズドな環境などでどうしてもインターネットに接続出来ない場合は、以下のMicrosoft KBを参考にローカルポリシーを変更することで、証明書チェックを無効化出来るようです。
http://support.microsoft.com/kb/2677070

ただ、「Windows Server 2012 R2」なせいなのか、改善がされません。。

いろいろと悩んだ結果、、、無事にComposerをアップデートすることが出来ました。
ご興味のある方は続きをどうぞ。


上記KBなどを参考に証明書チェックを無効にしてみるも何度リトライしてもエラー。。。

イベントログを確認してみたところ、以下のようなエラーが出ていることが判明。

どうも"NT AUTHORITY\SYSTEM"アカウントにてSQLに接続出来ていない模様。

ComposerデータベースはSQLを構成しているのですが、Windows認証で接続可能なように構成しているので、サービスアカウントをドメインアカウントで定義すれば改善するのでは?と思い、サービスを確認すると、インストールまで完了しているComposerサービスがあります。

サービスアカウントを「Administrator@Domain」に変更し、パスワードを入力して[OK]ボタン。

再度、Composerインストーラの[Retry]ボタンをクリック。

Installer Completed !!!

Composerインストール(アップデート)後は再起動が必要なので、[Yes]ボタンをクリック。

再起動後も問題なく、サービスが起動しています。

余談ですが、インストール(アップデート)後に証明書の更新チェック設定を元に戻してもサービス起動は問題なく行えましたが、サービスの起動アカウントの設定を元(ローカルシステムアカウント)に戻すと起動出来なくなります。

(可能性としては多くはないかもしれませんが)インターネットに接続出来ない環境でView Composerを使用される方は、注意しておいた方がよさそうです。

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