2018年12月23日日曜日

Horizonタイムアウト(アイドルタイマー編)

本投稿は、vExperts Advent Calendar 2018 への寄稿となります。

お久しぶりでございます。(約一年ぶりの投稿となり、猛省しております。。)

ブログが更新できない日々が続きましたが、vExperts Advent Calendarにお誘いいただいたこともあり、1年間温めてきたノウハウを皆さまにお伝えできればと思います。

今回のテーマは「アイドルタイマー」です。

Horizonをご利用のお客さまからたまにご相談いただく内容ですが、環境に応じて制御方法が異なりますのでまとめておきたいと思います。

「アイドルタイマー」とは、いわゆるアイドル状態(無操作状態)を検出してセッションを切断するタイマー(時間)のことを指します。アイドル状態そのものは特に問題があるわけではありませんが、仮想デスクトップ環境においては以下2点の課題から、検出して対処したい管理者さまも多いのではないかと思います。

1.ログオンされた状態で放置されていると第三者が操作できてしまう、というセキュリティ面の課題
2.アイドル状態であってもセッションとしては使用中なので同時接続数ライセンスを消費する、というコスト面の課題

アイドル状態検出後の処置としては、セキュリティの観点からは切断すれば対応可能ですが、コストの観点からは切断するだけではライセンスが解放されませんので、ログオフまで行う必要があります。

それでは、セッション状態の説明からそれぞれどのように遷移するのか、アイドル状態をどのように検出して切断するのかについて詳しく解説していきたいと思います。

毎度の事ながら長文となりますので、、ご興味のある方は続きをどうぞ。