2015年3月31日火曜日

Viewタイムアウト(セッションタイムアウト編)

前回に続き、Viewタイムアウト第2弾です。

View デスクトップに接続している時に、突然切断されてしまった経験はないでしょうか。

そうなんです。Viewにはデフォルトで強制切断タイマーが設定されています。(泣

こちらのタイムアウト時間ももちろん変更可能です。
具体的な設定方法についても紹介していますので、ご興味のある方はどうぞ。

2015年3月30日月曜日

Viewタイムアウト(View Administrator編)

プールの作成時などの命名規則で悩んでいる間に、View Administratorがタイムアウトになってしまう方、多いのではないでしょうか。

View Administratorのタイムアウト時間は変更が可能です。

"インベントリ"より、[View 構成]-[グローバル設定]の順にクリックします。

"全般"ウィンドウにある[編集]ボタンをクリックします。

"View Administrator セッション タイムアウト"項にて定義されており、デフォルトでは[30]分に設定されています。
# 設定可能な範囲は、[1]から[4320]分までです。

# 余談ですが、VMware公式ドキュメントには、あまりに長い時間を設定すると離席時などに不用意に操作されるセキュリティリスクがある、との記載があります。

View Security Settings
https://pubs.vmware.com/horizon-61-view/index.jsp#com.vmware.horizon-view.security.doc/GUID-0B43BEE4-82FC-4207-B6A7-6AF493B15DD1.html

Setting the View Administrator session timeout to a high number of minutes increases the risk of unauthorized use of View Administrator. Use caution when you allow an idle session to persist a long time.

設定する時間はあまりに長くし過ぎず、かつ、毎回ログインし直すのも面倒なので、運用状況に合わせて適切な時間を設定して下さい。私はよく2時間(120分)に設定しています。
離席する際はPCをロックしますし、2時間も触ってないなら、さすがに自分が悪いかなと。(笑

Viewには他にも色々とタイムアウト値がありますので、少しずつ紹介出来ればと思います。

2015年3月3日火曜日

Viewに接続出来ない(真っ黒画面編)

「Viewに接続出来ない(SSL構成編)」に続き、Viewに接続出来ないシリーズ第2回です。

今回は、「真っ黒画面編」です。

Viewデスクトップに接続した場合、Connection Serverの認証、デスクトッププールの選択までは問題なく進み、デスクトップに接続すると、以下のような真っ黒画面のまま、おおよそ10秒くらいするとセッションが切断されることがあります。

その後、セッションは切断されます。

この現象は様々な要因で発生する場合があります。

VMware Knowledgebaseで、Productに"VMware View"、キーワードに"black Screen"と入力して検索すると、実に60件もヒットします。
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/searchEntry.do

私もこれまで以下が原因でこの真っ黒画面を幾度となく見てきました。
・Firewallやウイルス対策製品によって必要な通信が遮断されている。
・仮想デスクトップ(View Agent)上のビデオメモリ不足。(と思われる。)
・(試験などで)解像度の異なるView Clientで接続、切断を繰り返す。
・PCのディスプレイドライバとの相性問題(これは一度だけ、かな~り昔です。)

なぜこの記事を投稿しようと思ったかですが、まさに今、真っ黒画面に遭遇したからです。(笑

私個人は仕事柄様々なデバイスから同じViewの環境にアクセスするので、おそらくは解像度がらみが原因で発生していると思うのですが、決め手となるようなログが見つけられなかったので、今回は対処法のご紹介に留めさせて頂きます。# ログが見つかったら更新します。

具体的な対処法ですが、非常に簡単です。
vSphere Clientでコンソール接続して、解像度をそこそこ小さくする、です。

せっかくなので簡単に画面も交えながらご紹介しますので、ご興味のある方はどうぞ。