2015年3月31日火曜日

Viewタイムアウト(セッションタイムアウト編)

前回に続き、Viewタイムアウト第2弾です。

View デスクトップに接続している時に、突然切断されてしまった経験はないでしょうか。

そうなんです。Viewにはデフォルトで強制切断タイマーが設定されています。(泣

こちらのタイムアウト時間ももちろん変更可能です。
具体的な設定方法についても紹介していますので、ご興味のある方はどうぞ。


View Administratorにアクセスし、インベントリより[View 構成]-[グローバル設定]の順にクリックします。

"全般"ウィンドウにある[編集]ボタンをクリックします。

"ユーザーの強制切断"項にタイムアウトが定義されており、デフォルトでは[600]分に設定されています。
# 設定可能な値は[5]から[999999]分です。
# 設定範囲は入力した値によって[OK]ボタンがグレーアウトすることを確認した範囲です。

パラメータ横の[?]ボタンをクリックするとパラメータの説明が表示され、最大[600]分のようですが、View6.1のドキュメントを参照する限り、最大[1200]分に拡大されているようです。

Global Settings for Client Sessions
https://pubs.vmware.com/horizon-61-view/index.jsp#com.vmware.horizon-view.administration.doc/GUID-897724CA-CFCD-4030-8597-CC57EAB25D68.html

Disconnects all desktops and applications after the specified number of minutes has passed since the user logged in to View. All desktops and

applications will be disconnected at the same time regardless of when the user opened them.
For clients that do not support application remoting, a maximum timeout value of 1200 minutes applies if the value of this setting is Never or greater than 1200 minutes.
The default is After 600 minutes.

補足ですが、View6からはRDSHアプリケーションが追加されたことで、タイムアウト値のパラメータも追加されています。

同じグローバル設定内に、"ユーザーがキーボードとマウスを使用しなくなった場合に、アプリケーションを切断し、SSO 認証情報を破棄する"というパラメータが追加されており、デフォルトでは[なし](無制限)に設定されています。
# 設定可能な値は[1]から[999]分です。
# こちらも入力した値によって[OK]ボタンがグレーアウトすることを確認した範囲です。

こちらのパラメータはRDSHアプリケーションに適用され、"キーボードとマウスを使用しなくなった"という何ともユーザーのことを配慮した優しいパラメータになっています。

さらに、切断前には気の利いたポップアップメッセージを表示してくれます。

ここで[OK]ボタンをクリックすると、セッションが維持されます。
そのまま放置していると、今度こそセッションが切断されてしまいます。

さらにさらに、ここで[OK]ボタンをクリックすると、認証画面が表示されて、認証が完了するとアプリケーション画面の復帰まで行ってくれます。

[キャンセル]ボタンをクリックするとセッションが終了します。

いずれにしても、接続してから"ユーザーの強制切断"時間が経過すると、デスクトップもRDSHアプリケーションもすべて切断されてしまうのでご注意を。

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